狭い地域に多量の雨が短時間に降ることをいいます。このような豪雨は、天気図をみても突出した兆候がないため予報は極めて難しく、局地的、ゲリラ的、突発的、夜から朝にかけての発生が多いことなどが特徴です。
原因は、おおまかにいって、台風による場合と、寒気と暖気がぶつかりあった場合とがあり、ともに大量の湿った気流が、寒気中に送り込まれることによります。
【東海豪雨】
平成12年9月11~12日にかけて愛知県を中心とした東海地方は記録的な豪雨に見舞われました。
名古屋市気象台では、最大1時間降水量97.0mm、最大24時間降水量534.5mmを観測し、愛知県内河川の45ケ所で破堤.65,000棟に及ぶ床上・床下浸水家屋を出し、甚大な被害が報告されました。