東海地震が予知できた場合に提供される情報は3段階です。
- 第1段階 【東海地震に関する調査情報(臨時)】
観測データに通常とは異なる変化が観測された場合、その変化の原因についての調査の状況を発表。
- 第2段階 【東海地震注意情報】
東海地震の前兆現象である可能性が高まった場合に発表。
- 第3段階 【東海地震予知情報】
東海地震が発生するおそれがあると認められ、[警戒宣言]が発せられた場合に発表。
専門家による[地震防災対策強化地域判定会]が開催され、異常現象が前兆現象である可能性が高まったと認められた場合、「東海地震注意情報」を発表します。判定会の検討結果を受け、気象庁長官が「もうすぐ東海地震が起きそうだ」と判断した場合、ただちに気象庁長官はその旨を内閣総理大臣に「地震予知情報」として報告します。その報告を受けた内閣総理大臣は、ただちに閣議を開き、[警戒宣言]を発令します。気象庁では[警戒宣言]に伴って「東海地震予知情報」を発表します。
警戒宣言は、テレビ、ラジオ、広報車、ヘリコプター、サイレン、警鐘などで伝えられます。情報に敏感になりましょう。