防災豆知識 応急手当
止血処理
出血箇所が手足であれば、その部分を高く上げる。
【直接圧迫止血】
血の出ているところを直接押さえる(大部分の出血はこれで止まります)。
【間接圧迫止血法(参考)】
大出血のとき、傷口より心臓に近い所の動脈(止血点)を押さえ、血の流れを止める。
【止血帯法】
手足の太い動脈を切るなどの大出血で、医療機関まで時間がかかる時の最後の手段。
(1)傷口にあて布をしてゆるめに包帯をしめる。
(2)棒を差しこみゆっくり締め上げ、出血が止まるまで締めて固定。
(3)止血帯には必ず止血した時刻を記す。
出血の程度は様々ですが、鮮紅色の血液がピュッピュッと噴出する場合は、短時間に大量出血の恐れがあるので、速やかに適切な処置が必要です。
多量の出血で、ショック状態になったときには、足先を上げ、体の中心部に血液が流れやすいようにしましょう。