防災豆知識 応急手当
気道確保/呼吸の確認
【気道確保】
気道とは空気の通り道のことをいいます。
・片方の手を額に、もう一方の手の人指し指と中指を下あごの先の骨の部分にあてて、あごを持ち上げ頭を後方にそらす。
【呼吸の確認】
- 気道確保したまま傷病者の口元にほほを近付け、呼吸があるかどうか3つのポイントから確認する。
(1)目で胸の上下の動きを見る。
(2)呼吸音が聞こえるか。
(3)吐く息を感じられるか。 - 10秒以内で呼吸の有無を確認して、呼吸がなければ【人工呼吸】をはじめる。
- 呼吸があれば【回復体位】をとる。
また、以下のような不十分な呼吸のときも【人工呼吸】を行う。 - 下あごは動いているが吐く息が感じられない。
- 極端に呼吸回数が少ない(1分間に10回以下)。
- 胸は動いているが吐く息が感じられず呼吸の音が聞こえない。