【偏差値液状化時代の大学選び①】同じ学部なのに、合格できる「偏差値」に幅があるのはなぜ?

大学入試情報サイトで合格の目安となる偏差値が「45~55」など、ずいぶん幅があるのを目にしたことはありませんか?
なぜ偏差値が10も違っても合格できるのでしょうか。
その理由は、近年の大学入試の変化にありました。
一体、何が変わったのでしょうか?

偏差値が10違っても合格する人がいるのはなぜ?


大学入試の情報サイトを見ると、合格の目安となる偏差値が「45~55」など、ずいぶん幅がある大学や学部が少なくありません。
偏差値が10も違っても合格できるのは、どうしてなのでしょうか。

背景には、近年の大学入試の大きな変化がありました。
AO入試や推薦入試での合格枠が増え、一般入試の定員を減らしている大学が増えているためです。
部活動や学外活動の実績など、学力以外の観点でも評価される受験生の増加により、今や偏差値だけでは難易度が測れない、いわば偏差値“液状化”とも言える時代になっているのです。

◆偏差値だけで大学を選ばないで

大学はテストの成績だけではなく、高校時代のさまざまな活動への取り組み内容によって、受験生の個性や意欲を高く評価するようになっています。
つまり、その大学で活かせそうな経験を持っていたり、意欲が認められて学校の指定校推薦の枠が獲得できれば、志望する大学に挑戦するチャンスは大きく広がります。

しかし高校生の皆さんはまだ「偏差値」だけで大学を選んだり、あきらめたりしていませんか?受験生の側も、もっと大学ごとの個性や特徴、学ぶ内容の違いをよく知って大学を選んでみませんか。

偏差値や知名度が高くなくても、ユニークなカリキュラムや講師陣で学生や企業から高い評価を得ている大学や学部はたくさんあります。

◆あまり知られていない”銘”大学、おすすめの入試突破法とは?

進路を選ぶ際に重要となるポイント、自分に合った大学の見つけ方、学力で判断されない入試の突破法などお伝えする講座があります。
講師は、日本全国約800の大学を回った大学研究家の山内太地氏です。
大学研究家という肩書きを活かして、「メガスタ公式チャンネル」でYouTuberとしても大学の情報を発信する山内氏に、大学選びのポイントや世間ではあまり知られていない”銘”大学、おすすめの入試突破法などをお聞きします!

またこれから子供が中学生や高校生になる保護者の方も、これからの進路選択の新しいあり方を知っておくだけで、今後の進路への向き合い方が大きく変わります。
この講座は全て無料で、さらにオンラインで視聴できるので、お時間ある方はぜひご参加ください。


11月20日(土)10:00~11:30 知られざる「”銘”大学・入試突破法・進路選択




「進路サポート」チャンネルでは、子どもたちのキャリア教育等を支援する情報をお届けいたします。

この記事は2021年11月12日現在、一般社団法人アスバシの情報にもとづき中部電力が作成しています。

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