【早活革命③】高校生の就職の「困った」をどうサポートする?

◆高校生の就職活動の「困った!」をどうサポートするか?


「就職を考えているけどどんな仕事がいいかわからない」
「コロナ禍で家計が厳しく、就職も考えたいけど情報がない」
「学校に来ている求人をみていても、よくわからない」
「第一志望を落ちてしまって、他の会社はいまいち意欲があがらない」

「とりあえず」で志望を提出して、結果的に早期離職や中退をした場合は、そんな高校生の就職や進路選択に関連する「困った」が起きたとき、特に経済状況が先行き不透明なコロナ禍においてはその影響は甚大です。
そんな悩みをどうサポートしたらよいのでしょうか?


「今は就職先が減っているので進学して2年後や4年後に決めたら?」
と学校が安易に先送りをすすめたり、就職への自信をなくして、進学に変更したりする高校生もいるとききます。


しかし、2年後や4年後、確実に経済が戻っている保証はありません。バブル崩壊やリーマンショックでは、数年後の影響のほうが大きく出ました。そのときに奨学金という名の借金を背負っているほうがむしろ進路選択の幅を狭める場合もあります。


進学も不安、就職もよくわからない。学校に就職を相談したら、「今からだと受け付けられない」とか「進学したほうが絶対いい」と取り合ってくれない。


他にも、「欠席が多いと就職は無理だ」とか、「意欲がない高校生は就職でできない」とか、自信がない高校生に追い打ちをかけるかのような言葉が、就職を遠ざけてしまいます。


●高校生の就職に関するSOSを支える仕組みを!

こうした課題に対応するために、キャリア教育に長年取り組んできた一般社団法人アスバシは、すべての若者が何か社会の役割を持って自立できる社会をめざし、オンラインによる相談窓口「@18高校生就職SOS」を7月1日より開始しました。進路の決め方、就職先の選び方、応募や面接、内定後の過ごし方のアドバイスまで、一人ひとりに合わせたサポートを行います。ネット環境に困難がある高校生には、機器も無料で貸し出します。高校生就職・キャリアに関する無料のオンラインセミナーも随時開催しています。


素直でまだ社会のことをあまり知らない高校生だからこそ、就職活動を通して大きく成長できる機会です。腑に落ちないまま進んでしまうと、結果的に就職後に早期の離職につながります。高卒での早期離職は、その後の不安定就労につながりやすく、だからこそ社会的にもサポートが必要なのです。


@18高校生就職SOSについてはこちらへ

https://asubashi.org/post-1100/

●問合せ
一般社団法人アスバシ
052-881-4401 担当:毛受(めんじょう)・斎藤

●「@18早活塾」の申込は

https://qr.paps.jp/PLKfo(リンク先の掲載期間が終了しています)


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「進路サポート」チャンネルでは、子どもたちのキャリア教育等を支援する情報をお届けいたします。

この記事は2021年7月23日現在、一般社団法人アスバシの情報にもとづき中部電力が作成しています。

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