【進路ノート⑥】大学入試ここに注意!!「総合型選抜とは?」

総合型選抜導入の目的は、受験生の入学希望理由と大学での授業内容とのミスマッチを防ぐことにあります。

そのため、説明会や面談を通じて大学が期待する学生像(アドミッションポリシー)を受験生に提示し、受験生は自分の進学目的に合っているかを確認した上で出願する流れとなっています。


受験生は、アドミッションポリシーの他に授業内容等を記載したシラバス(講義概要)を読むなどして希望する勉強・研究ができるかも調べ、入学目的をはっきりさせることが最も重要です。


オープンキャンパスや説明会への参加が出願資格となっている大学もあります。

出願、受験の時期が推薦入試と比べても2ヵ月程度早い上に、試験内容も様々なので早いうちからの情報収集が必要です。


注意すべき点として、入学手続きの時期も早くなるので学納金の準備が間に合わないケースが見られることと、基礎学力が不足している受験生が利用して、入学後、授業についていけず中退する学生が多いという指摘もあります。


今後は学力を判定するテスト(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績)又は「大学入学共通テスト」の活用が必須化されます。


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この記事は2020年12月3日現在、株式会社昭栄広報の情報にもとづき中部電力が作成しています。

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