「ウィズ・コロナ」の今こそ考えたい、子どもの「キャリア教育」

●詰め込み式の教科学習だけで、本当にいいの?

新型コロナウイルスの感染拡大により、今年の春は学校が長期間の休校となりました。その休校中の遅れを取り戻すため、「キャリア教育」の時間も縮小される傾向にあります。

「キャリア」とは、人が生きていく中で様々な役割を果たしながら、自分の価値や社会との関係を見つけていくこと。「キャリア教育」は子どもたちの将来の自立に向けて必要な基盤となる能力や態度を育てる教育です。

すなわち、子どもたちが将来の姿を考えたり、目標に向かって学ぶ意欲を刺激する機会が減っているということです。

●コロナ禍の今だからこそ家庭でもできる「キャリア教育」を!

このコロナ禍の中だからこそ、学校で不足する分、ご家庭でお子さんと一緒に「キャリア」を考える時間を大切にしてみませんか。

30分でよいので、子どもの話をしっかり「聞く時間」をとってみましょう。いつもの日常会話の延長ではなく、きちんと時間を決めて話す時間をつくるのです。

「いま、どんなことを感じている?」そんな問いかけから聞いていくと、子どもたちはモヤモヤとした胸の内を少しずつ言葉にします。

また、子どもが「社会に一歩踏みだす体験」を後押しするのも効果的です。

例えば、公募型の「インターンシップ」や、高校生向けの「企業説明会」に参加することです。いろんな企業や大人と直接出会える体験は、将来を考える上でいろんな刺激になります。

「とりあえず」「なんとなく」の進路選択にならないよう、考えるきっかけをつくってみませんか?

公募型インターンシップ「マイチャレンジインターンシップ」

https://asknet-mychalle.jp/

ジョブドラフトフェス

https://job-draft.com/fes2020

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「進路サポート」チャンネルでは、子どもたちのキャリア教育等を支援するさまざま情報をお届けいたします。

この記事は2020年7月22日現在、一般社団法人アスバシの情報にもとづき中部電力が作成しています。最新情報は、公式サイトでご確認ください。

【出典】

株式会社ジンジブ

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