地震・津波や大雨など 災害時に役立つ情報をお届けします。
大雨による河川の氾濫や土砂災害が予想される場合の住民の避難に関する情報、光科学スモッグ・PM2.5等の大気汚染に関する情報や日頃の防災に役立つ情報です。
「高齢者等避難」・「避難指示」や名古屋市から緊急的に周知される情報をお知らせします。
災害時の対処法や安全なくらしに役立つ情報をお届けします。
熱帯の海上で発生する低気圧が、北西太平洋で発達し、中心付近の最大風速が毎秒17.2m以上になったものを台風と呼びます。7月-10月に多く発生し、年間に平均3個(8月・9月が中心)が上陸します。
台風のおおよその勢力を示す目安として、[大きさ]を2段階、[強さ]は3段階で表現します。
[大きさ]は[強風域(毎秒15m以上の強風が吹いている範囲)]の半径、[強さ]は[最大風速]で区分します。
さらに強風域の内側で、平均風速毎秒25m以上を示す範囲を暴風域と呼びます。
台風に関する情報の中では、大きさと強さを組み合わせて[大型で強い台風]のように呼びます。
台⾵の進行方向の左寄り前面が最も強い大雨地域となり、右寄り後方は最も強い暴風区域となります。
狭い地域に多量の雨が短時間に降ることをいいます。このような豪雨は、天気図をみても突出した兆候がないため予報は極めて難しく、局地的、ゲリラ的、突発的、夜から朝にかけての発生が多いことなどが特徴です。
原因は、おおまかにいって、台風による場合と、寒気と暖気がぶつかりあった場合とがあり、ともに大量の湿った気流が、寒気中に送り込まれることによります。
名古屋市から発表される避難情報は、【高齢者等避難】と【避難指示】の2段階です。情報は、サイレン(避難指示時のみ)、広報車、インタ-ネットなどによる広報、災害救助地区本部や消防団などによる地元への広報、テレビ・ラジオによる報道などで広報されます。
停電に備え、懐中電灯やトランジスタラジオ、新しい電池を準備。
貴重品など非常持出品の準備。
飲料水の確保。
浸水に備え、家財道具、食料品、衣服など生活用品を安全な場所へ移動。
外出先から早く帰宅し非常時に備える。
避難する場所の確認。
家の周囲の吹き飛ばされたり流されやすい物は事前に排除する。
長靴は水が入り歩きにくくなるので、ひもつき運動靴を履く。
先導者は、くぼみや溝を確かめるため、長い棒を杖にしながら歩く。
歩ける深さは男性で70cm、女性で50cm、子供は30cmが目安。水が腰の深さになったら、無理せず高い所で救助を待つ。
子供やお年寄りには浮袋を持たせる。
非常持出品等の持ち物は背負い、手を自由にする。
避難時は区役所・消防機関・警察機関の指示に従う。デマに惑わされず、ラジオ・テレビ・広報車などで情報収集をする。
自動車は厳禁。自転車も使用しない。
こんなときに危ない!
寝タバコでうとうと、くすぶった火を放置、子供が親に隠れて喫煙、もみ消した吸い殻を屑かごに、ガラス製の灰皿が吸い殻で一杯。
万一炎が上がったら!
消火器やエアゾール式簡易消火用具で消火、消火器類がなければ濡らしたシーツやタオル(必ず絞る)を覆い被せる、調理器具のツマミを閉める、水は絶対かけない。
こんなことに注意!
対震自動消火装置付きを選ぶ、給油時は火を消す、近くに可燃物を置かない、間違った取扱いをしない、室内の換気。
大人の責任です!
火器類は子供の目の届かない場所へ、小さな子供だけを残して外出しない、子供が親に隠れて喫煙、火の恐ろしさを教え子供だけで使わせない。
火災が起きてしまったら、ひとりで解決しようとせず、まず大声で「火事だ!」と近隣に知らせることが大切です。
集合住宅の場合は非常ベルを鳴らしましょう。
消火は早いほど効果的です。
消火器や消火バケツなどを使えば一層効果的ですが、ない場合は、手近な水をかけたり、分厚い服で火を叩いたり、毛布で火を覆って窒息させるなど、身近な物を何でも活用しましょう。
天井まで燃え広がったら初期消火は困難なので、安全対策をとって避難してください。
局番なしの「119」にダイヤルします 。
「火事ですか救急ですか?」
「火事です」or「救急です」
↓
「場所はどこですか?」
「こちらは××区××町××番地××マンション××号室です」
↓
「あなたのお名前は?」
「私は××××です」
携帯電話からの通報は、そのブロックの代表消防本部に電話がつながるため、住所によってその管轄消防本部に電話を転送します。このため、必ず市町村名から伝えてください。
日本付近では、海のプレートが大陸のプレートに潜り込んでいくために、このプレートの境目で断層が生じ、地震が発生します。
長い年月をかけて、ついにゆがみに耐えられなくなった陸のプレートが、もとの状態に戻ろうとして大きく跳ね上がる・・・つまり、プレートとプレートの接触部分に沿ってずれ破壊が起き、巨大地震となるのです。
地震の規模は、震度やマグニチュードで表します。
1976年に発表された東海地震説から40年以上が経過しました。
幸いにして、まだ現実にはなっていませんが、「日一日と東海地震の発生が近付いていると考えるべき」というのが、地震学者の一致した意見です。
マグニチュード8級の地震発生の再来周期から考えると、東海地域から南海道にかけて地核の歪みが150年分蓄積されていること、また駿河湾から御前崎沖にかけては、地震のエネルギーが蓄積されている空白域であることなどが、主な発生の根拠です。
国は、東海地震で著しい被害のおそれがある地域を【地震防災対策強化地域】と指定しており、東南海・南海地震においては【地震防災対策推進地域】として指定。
阪神・淡路大震災で亡くなられた方の約8割は、建物の倒壊が原因でした。名古屋市では、被害防止のため、以下の3ステップに代表される各種事業を行っています。
TEL:052ー972ー2921
(住宅都市局都市整備部耐震化支援室)
警戒宣言が発表されると、地震発生まで2-3日(または数時間)、地震が発生して道路等が被害を受けると、食料などの流通に数日かかることもあります。
【その他ポイント】
リュック等両手が使える背負い式の物で。
枕元には底の厚いスリッパや運動靴を
テントなど屋外避難生活に必要な品も。
常備薬や眼鏡の予備、入れ歯等も必須。
東海地震が予知できた場合に提供される情報は3段階です。
専門家による[地震防災対策強化地域判定会]が開催され、異常現象が前兆現象である可能性が高まったと認められた場合、「東海地震注意情報」を発表します。判定会の検討結果を受け、気象庁長官が「もうすぐ東海地震が起きそうだ」と判断した場合、ただちに気象庁長官はその旨を内閣総理大臣に「地震予知情報」として報告します。その報告を受けた内閣総理大臣は、ただちに閣議を開き、[警戒宣言]を発令します。気象庁では[警戒宣言]に伴って「東海地震予知情報」を発表します。
警戒宣言時にとるべき避難行動は以下のとおりです。
【地震時の行動ポイント】
まず身の安全(倒れやすい家具類から離れ机の下などに隠れる)。
すばやく火の始末(大きな地震の時は揺れがおさまってから消す)。
火が出たらすぐ初期消火(火事だと大声で叫び、隣近所に協力を求める)。
正しい情報収集を。
慌てて外に飛び出さない(激しい揺れは最初の1分程度、外は落下物でかえって危険になる)。
戸を開け、まず出口(避難路)の確保。
【地震時の行動ポイント】
心肺蘇生法は、体の大きさや年齢により差異があるので以下のように区別します。
*成人、8歳以上
*小児=1歳以上、8歳未満
*乳児=生後28日以上、1歳未満
*新生児=生後28日未満
循環サインとは、心臓が動いているかどうかの兆しを示す「呼吸」「咳」「体動」のことです。
出血箇所が手足であれば、その部分を高く上げる。
出血の程度は様々ですが、鮮紅色の血液がピュッピュッと噴出する場合は、短時間に大量出血の恐れがあるので、速やかに適切な処置が必要です。
多量の出血で、ショック状態になったときには、足先を上げ、体の中心部に血液が流れやすいようにしましょう。
骨折の疑いのある場合は、表面に傷がなくても折れていることがあるので、不用意に動かしてはいけません。
炎天下で長い時間、直射日光を受けたときなどに起こります。