評定平均、出席状況、部活動、生徒会活動、ボランティアなど高校生活全般を通した人物評価で合否を判定する入試です。
私立大学では約4割が推薦型で入学しています。
どこの高校からでも出願できる一般公募推薦と、大学・短期大学側から指定された高校からのみ出願できる指定校推薦、クラブ活動での実績で出願できるスポーツ推薦や文化活動推薦、自己推薦などがあります。
総合型選抜と同様、今後は学力を判定するテスト(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績)又は「大学入学共通テスト」の活用が必須化されます。
書類選考では1年生から3年生1学期までの評定平均に基準を設けている大学がほとんどです。
推薦基準ぎりぎりで出願しても、他の受験生の評定平均が高ければかなり不利となります。
評定平均は3年間トータルの数字ですので定期試験に全力で取り組みましょう。
最低でも3.0以上、できればB段階以上を目指すと受験できる大学が多くなります。
一般公募推薦では書類(特に評定平均)と面接がカギとなります。
大学への志望動機、学部(勉強内容)への志望動機、将来の夢や目標を、自分の言葉で表現できるようにしておきましょう。
指定校推薦については一般には公表されません。
卒業生の進学実績や在学中の成績などによって、推薦枠の人数の増減や、新しく指定校になる、あるいは外れるなど年によって違いますので、必ず進路指導部の先生にご確認ください。
また、指定校推薦だとほぼ合格できますが、実際には不合格になるケースもあります。
スポーツ推薦や文化活動推薦は人数枠が少ない上に、入学後も該当するクラブに入部することが条件になっている大学もあります。
学生生活や将来の進路も併せてしっかり考えてから出願しましょう。
ボランティア活動や特に力を入れた事をアピールする自己推薦は、大学生活とのかかわりが希薄になりがちです。
自分のアピールポイントを大学でどのように活かしていくのか、将来はどうしていきたいかをまとめておくと良いと思います。
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この記事は2020年12月14日現在、株式会社昭栄広報の情報にもとづき中部電力が作成しています。