高校新卒者の大学進学率が50%を超えている中で、東京、大阪など都市部の大規模大学に人気が集中しており、定員の1.2倍近くの入学者がある一方、地方の多くの大学では定員割れが常態化していました。
文部科学省ではこれを問題視し、2016年度から段階的に定員の厳格化を進めています。
2018年度入試からは1.10倍まで引き下げられたため、都市部の大学では不合格者が大量に出て、地方の大学に受験生が流れたり浪人生が急増したりするなどの大きな変化がありました。
この流れを受けて、2020年度入試でもAO入試や推薦入試で早めの受験機会を求めたり、志望校を都市部から地方(地元)に変更したりするなどの動きが出ています。
また大学側にも指定校推薦の基準を厳しくするなどの動きが見られます。
「1月に実施されている「大学入試センター試験」が2020年度(2021年1月実施)から「大学入学共通テスト」に移行します。
当初は「英語の4技能を評価するために外部の資格・検定試験の導入」「国語と数学で記述式問題の導入」が検討されていましたが、導入は見送られることとなりました。
解答はすべてマーク式で、出題内容も基本的にはこれまでのセンター試験とはほぼ変わりません。
なお、AO入試は総合型選抜、推薦入試は学校推薦型選抜、一般入試は一般選抜に名称が変更されます。
こうした様々な変化に受験生の皆さんは対応する必要もあり、より一層低学年から始める進路選択が重要になっています。
高校生の未来への一歩を応援します
株式会社昭栄広報
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この記事は2020年11月26日現在、株式会社昭栄広報の情報にもとづき中部電力が作成しています。